標高差:403m

2011年03月24日(当時61歳)


日本三百名山に戻る

熊本県阿蘇郡小国町
コースタイム:1時間32分、登り:48分、下り:44分
ウィキペディアから
  その山容が秀麗で均整の取れた円錐形の美しい形をしていることから、大分県側からは玖珠富士、熊本県側からは小国富士と呼ばれ、日本三百名山の一に数えられる。 標高は九重連山の山群より低いものの周囲に遮るものがないため、南北に延びた平らな草原となっている山頂からは、360度を見晴らすことができ、九重連山、阿蘇山、由布岳などをはじめ、天候がよければ祖母山、雲仙岳まで見渡すことができる。
Road Map :大分道を九重ICで降りて、R387から県道680号線に入る。後は林道へ。
Route Map:はげの湯から林道を上り詰め、林道途中の登山口から山頂を往復する。
日本三百名山』 登山道は直登で味気無かったが山頂からの展望は抜群だった。
林道通行止めが心配だったが
  この季節、大体は4月に入るまでは残雪で林道を通行止めにしている所が多いが、この山もそれが心配だった。 林道途中に残雪はあったが、通行止めはなく、登山口まで車で行けてラッキーだった。
火山灰の黒土

  祖母山で下山時に雨となり、滑ってメチャクチャ梃子摺ったことがあるが、晴天が続いていても結構滑りまくった。 こんな土質の道なのに階段は一切無しだった。
298湧蓋山 (1,500m)
わいたざん
ここの登山口で標高1,100mあり、後は400mを頑張るのみ。
13時22分に登り始める。
”はげの湯”からの林道を走り続けるが、後半は河原の様な荒れた
道となり、余りにも酷い道なので、もう止めようかと思った矢先に
登山口に着いた。 久留米ナンバーの先行車が1台停まっていた。
一面、笹に覆われた樹林帯の中を登っていくが、笹の背丈は
低いのでうるさくはなかった。 登山道は山頂目指して
真っ直ぐに登って行っている感じだった。
山頂までは約1時間、俺に取っては楽な山に思えた。
振り返ると大展望だった。 毎日、午後から天気が良くなっている。
久留米ナンバーのハイカーが下りて来たので、気になる真平らの
山名を聞くと ”はね山”(万年山)と教えてくれた。
この中年女性のハイカー(一人)も林道の道の悪さにはまいったらしい。
山頂と思い頑張って登ると、それは単なる肩だった。 前方遠くに山頂が待っていた。
阿蘇近辺の土質の傾向である火山灰黒土なので、ヅルヅルに滑り易い。 笹原を選んで歩く。
48分にて ”湧蓋山”(1,500m)に着く。
360°の大展望の御褒美を頂けた。
まずは寂しく一人で記念撮影をしておく。
南東面には九重連山と大船山辺りが見えているが、
この辺りに関して経験不足で同定が出来ない。
適当に書いてみたが大体は合っていると思う。
上の写真のズーム版、硫黄山からの噴気湯が凄い。
北東面には双耳峰で特徴のある由布岳が見えていたが
遠景過ぎて写真には乗らなかった。
久々に味わう大展望なので山頂でゆっくり休憩してから下山する。
真っ直ぐに登って来た道を真っ直ぐに下って行く。
登山道は火山灰の黒土が剥き出しなので滑り易くてしかたない。
笹原の背丈が低いので、出来るだけ笹原を突っ切る様に降りて行く。
登り時に写真が少なかった様に下り時も同じ景色が続くだけなので写真が少ない。
山頂からの展望は抜群だったが、登山道は退屈極まりなかった。
はげの湯温泉観光
これは ”地獄蒸し”のかまど、宿泊者には無料開放と書かれていた。
通りすがり者には味わうことは出来ないのか?
勿体無いと思うほど集落のすぐ横から噴気が上がっていた。
こんな所に住んでいて怖くはないのだろうか。
今日の温泉
  道の駅 ”なが湯”に隣接する ”御前湯”(500円)に入る。 付近には100円、
200円の公衆浴場が点在するが、営業しているのかも怪しかったので、今日は
奮発することにした。 無料の ”かに湯”もあった。
今日の寝床
  そのまま大船山の登山口に近い道の駅 ”なが湯”で車中泊とする。
03/22 03/23 03/23 03/24 03/24 03/25 03/26
多良岳 雲仙岳 背振山 英彦山 湧蓋山 大船山 鶴見岳
2011年度の九州の山遠征
今日の温泉
長湯温泉の ”御前湯”は立派な温泉で、
1階、2階、3階にそれぞれ大きな湯舟があった。
2024年7月28日改定